「パンをたべるのはだれですか?」ジャニナ・ドマンスカ

パンの絵本?そう考えてみるとすぐ思い浮かぶのは、多くの人がそうかもしれませんが、かこさとしさんの絵本がありますよね。

他にも幾つか出ているとは思いますけれど、今日紹介する絵本、パンについての、こんなに可愛らしい絵本は、そんなにないのではないでしょうか?

こちらは以前にも紹介したことのある、ポーランド出身でアメリカで活動した絵本作家ジャニナ・ドマンスカの「パンをたべるのはだれですか?」です。

主人公は一匹のめんどりコッコ。

コッコが小麦の種を撒き、育て、収穫し、パンを焼き、そして食べる過程が、繰り返しを多用した、マザーグースのようなリズミカルな言葉で紡がれます。

そしてやはり、特徴的なのはこのドマンスカの絵です。

一度見れば忘れられないのではないでしょうか?

シンプルな幾何学模様を組み合わせた線、そしてその線で区切られた明るい色彩は、語られる言葉とともに、この絵本のページを開くことを何より楽しいものとしてくれています。

タイトルページの次の、最初の献辞文から素敵ですよ。


パンをやくひとへ

それから パンをたべるひとにも…


全てのパン好きの方へお薦めします!


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パンをたべるのはだれですか?」ジャニナ・ドマンスカ

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