2年ほど前にも紹介した本が先日久しぶりに入荷しました。
「お話宝玉選」(小学館 昭和39年版)です。
以前紹介させて頂いた文章とほとんど同内容ではございますが、再度紹介させて下さい。
この本の巻頭には佐藤春夫さんの辞が述べられています。 「お話のきらいな子どもは、おそらく、世界中に一人もいないでしょう。お話は子供達にとって、なくてはならない心の栄養分です。本書にはこれまでにあまり紹介されなかった、世界中の珍しいお話が豊富におさめられています」
佐藤春夫さんの仰るように600ページ(2段組!)を越す大著に200ものお話が収められ、有名なお話もたくさん載っています。
それも偏りがないように、仏教童話、キリスト教童話、イスラム教童話、中国古典童話、イソップ、ラ・フォンテーヌ、日本逸話、中国逸話、西洋逸話、などと分けられ、満遍なく載っているのです。
各お話には朗読時間目安(2分〜10分くらいがほとんどです)も載っているので、読み聞かせの際にはとても便利に利用できます。
挿絵もふんだんに使われ、装丁も凝った作りになっており美しいですよ。
upした写真の、見返しページも凝っていて素敵です。
当店在庫はこちらです。
「お話宝玉選」昭和39年版
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