先週まではinstagramにて紹介しました本を一週間分まとめてこちらではupしておりましたが、こちらもまとめではなく、その都度更新するように致します。
平日は毎日、本の紹介記事を上げていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
表紙を見た瞬間にその美しさに思わず手に取ってしまう絵本が極まれにあるのですが、これもそんな、表紙に特別な魅力を感じる一冊です。
「白鳥」アンデルセン原作 マーシャ・ブラウン絵
今年の四月に亡くなられたマーシャ・ブラウンは、数々の素晴らしい絵本を出しましたが特に日本では「三匹のやぎのがらがらどん」で愛されているのではないでしょうか。
その受賞歴も華々しく、コールデコット賞を3回受賞(歴代最多)、次点のオナー賞も含めると計9回も受賞しています。
作品ごとに画法や画材を変え、その本に相応しい絵をいつも作り出し、多様な作風で読むものを魅了してくれます。
このアンデルセンの「白鳥」も、主人公のエリザに降りかかる苦難と、やがて訪れる祝福による幸福感が、マーシャ・ブラウンの描くその絵からも感じることが出来て、ひしひしと胸を打ちますね。
当店在庫はこちら「白鳥」マーシャ・ブラウン
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