今日の写真はいつもお世話になっているレコード/アンティークショップのR(dream on records)さんで撮らせて頂いています。
本の後ろに写っているのはアメリカ製の70’sのカセットストレージ(¥12800)です。可愛いです!
写っているものは家具、小物などは基本的に全て販売していると思いますので、気になりましたらRさんにお問い合わせ下さい。
さて、今日の本はロアルド・ダール、彼の作った冒険とユーモアに満ちたその物語は、宮﨑駿さんも愛し、日本ではクェンティン・ブレイクが挿絵を手掛けたシリーズで親しまれていますね。
こちらの「JAMES AND THE GIANT PEACH(おばけ桃の冒険)」の挿絵を描いているのは当店ではいつもお薦めさせて頂いている、ナンシー・エコーム・バーカートです。
ひとりの不幸な少年が、魔法使いと出会い、魔法にかけられた虫の仲間たちとおばけ桃に乗って旅をする、奇想天外な物語。
サメたちとの対決や、雲男たちとの出会い、どれもハラハラさせられながらもユーモアたっぷりの楽しいお話なんです。
それでもやっぱり注目したいのはバーカートの挿絵ですね。
その細部まで美しく引かれた繊細な線は、子どもから大人まで、というよりも、美しいとものをたくさん見てきた大人の方にこそ、見ていただきたい絵です。
まだ彼女の絵本を見たことがない方がその絵を見れば、こんなに美しい絵本があったのか、そうため息するはずです。
今回はちょうどこの本が3冊、ハードカバー原書版、ペーパーバック原書版、日本語翻訳版、が入ってきました。
ハードカバー原書版が挿絵の掲載数が一番多くカラーも多数あります。ペーパーバック版は、全て白黒ですが、日本語翻訳版よりも挿絵の数は多いです。日本語翻訳版が一番挿絵の数は少ないのですが、カラーページが少しだけあります。
一番のお薦めは、と言われたらハードカバー原書版ですね。ラストシーンの絵(日本語版未掲載)の彩色されたものが見れるのが、嬉しいです。
本日オンラインストアにupし、もう既にハードカバー原書版、日本語版は売り切れてしまったのですが(ありがとうございます!)、該当の商品ページより再入荷のお知らせを登録することができますので、ご希望の方はこちらをご利用頂けると嬉しいです。
当店のナンシー・エコーム・バーカートの在庫はこちらです。
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