「THE BABY'S BOUQUET」Walter Crane

先月末まで千葉市美術館にて開催されていたウォルター・クレイン展には私も伺いました。そこでこの絵本「THE BABY’S BOUQUET」の古い版のものが展示されてもいましたが、こちらは比較的最近の刷(恐らく1974年)のものですね。

この絵本は多色刷木口木版の技術を開発した彫版師/刷師のエドマンド・エヴァンズとウォルター・クレインによる、1870年代のトイ・ブックスの仕事とともに最高傑作のひとつと言われております。

「THE BABY’S OPERA」に続く、クレインの2冊目の童謡集で、マザー・グースの他、ドイツ、フランスの歌も収録されています。

楽譜/歌詞とイラストで構成されている本ですが、楽譜のページを含め、画面の隅々まで美しく装飾されたこの絵本を見ると、数々の素晴らしい作品を作ったクレインの仕事の中でも最高傑作と呼ばれる所以がわかりますね。

ページをめくる度に、その美しさに何度もため息が出てしまいます。

展覧会図録の占部さんの解説で知りましたが、この絵本のイラストのひとつに、天使が子どもに花束を差し出している絵があるのですが、その絵の背景に描かれている室内のタイルにはマザー・グースのモチーフが描かれていたりと、そんな細かい部分に遊び心もあって、楽しく美しい絵本になっています。

写真では当店のブックフレームに入れております。

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こちらのブックフレームや当店オリジナルのブックエンドですが、父の日のプレゼントにも良いかと思います!是非オンラインストアでもご覧ください。

昨日紹介しましたリロ・フロムの絵本ですが、すぐに全て売れてしまい(本日1冊のみ更新しております)、こちらのウォルター・クレインの絵本もオンラインストアに本日up後、このご紹介の前にもう売れてしまったのですが、再入荷のご連絡登録を商品ページにてすることが出来ますので、気になるものがあった際にはお気軽にご登録をお願い致します。


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