「Le cheval de neige」JAN KUDLACEK

チェコの絵本作家、ヤン・クドゥラーチェクの絵本は当店でも度々紹介してきました。

こちらの絵本「Le cheval de neige」は以前「ゆきのおうま」と言うタイトルで日本語版も出版されていた絵本のフランス語版の絵本ですが、日本語版はもう長らく絶版状態になってしまっている絵本ですね。

クドゥラーチェク特有の点描のような美しく詩的な絵で、一晩で雪に包まれた町、その雪のなかで遊ぶ子どもたち、そんな冬の情景が描かれています。

町中に雪を降らせる妖精のような白い馬、そして子どもたちの情景などは、何処か宮沢賢治を思わせもする、懐かしく幻想的なお話ですね。

お話を書いているのはクドゥラーチェクとは「おんなのことあめ」と同じコンビの、ミレナ・ルケショヴァーです。

冬の絵本はそれこそ数多くありますけれど、その冬の絵本の中でも、随一と言えるほどの美しい絵本です。

クドゥラーチェクをお好きな方も、まだその作品を見たことがない方にも是非見て頂きたい絵本です。


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Le cheval de neige」JAN KUDLACEK

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