「ロゼット」ドロテー・ドゥンツェ Dorothee duntze

以前にも紹介したことがあるドロテー・ドゥンツェの絵本が入荷しましたのでご案内させて下さい。

こちらは「ロゼット」一匹のロバが主人公のお話です。

真っ赤な毛を持って生まれたロバのロゼット、その普通のロバとは違う毛色から、母親とは離れ離れになり、飼い主からはひどい目にあい、と辛い日々を送っていました。

そんなある日、ピエロたちが村にやってきて、仮装パーティを開催することを告げます。それを聞いた村の美しい少女ソフィアはロゼットのところへ行き、仮装パーティに連れて行きたいと飼い主にお願いするのです・・・。

作者のドロテー・ドゥンツェはフランスの絵本作家で1982年にはボローニャ国際児童図書賞でエルバ賞も受賞しています。

柔らかな筆致ながらも繊細な、それは例えばエロール・ル・カインなどにも通じるような魅力的な絵を見せてくれます。

仮装パーティへ行ったロゼットとソフィアがその後一体どうなるのか、是非手に取っ手見て頂きです。

ロゼット」ドロテー・ドゥンツェ

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