「WHO KILLED COCK ROBIN?」Maureen Roffey

以前、マザー・グースの唄のひとつ「Tinker Tailor Soldier Sailor」をご紹介させていただいたモーリン・ロフィー(マウリーン・ロフィー)の、可愛い絵本が入荷しました。

タイトルは「WHO KILLED COCK ROBIN?」、こちらも有名なマザー・グースの一篇ですね。日本では「こまどりのお葬式」と訳されることが多いでしょうか。マザー・グースの中では長めの14の詩で構成された唄で、こまどりの死から葬送までを様々な鳥たち(何故か昆虫や魚たちにも)によって執り行われる内容です。この絵本ではそのまますべての歌が収録されています。

コロンとしたフォルムに大胆な配色が楽しいモーリン・ロフィーのイラストは、各ページにあっさりと描かれているのですが、それぞれに鳥の特徴を捉えていて、ユーモアもあり、「Tinker Tailor〜」の時と同様に、計算されたシンプルさ、美しさを感じます。

本編には出てこない表紙の裁判官役の鳥(ミミズクでしょうか)もキュートです。

有名な唄なのでご存知の方も多いかと思いますが、こちらは調べればすぐに唄の内容がわかりますので、おはなしごと楽しんでいただけるかと思います。

マザー・グースのリズミカルな唄に、ロフィーのビビットな色彩が、目に耳に楽しい一冊となっています。是非サイトの方もご覧になってみてください。


当店のモーリン・ロフィーの本はこちらです。

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