本日は先日お知らせさせて頂いたように、児童文学関係を中心に更新しております。
福音館文庫、岩波少年文庫、エーリッヒ・ケストナー少年文学全集、小川未明、プロイスラー「クラバート」、梨木香歩「岸辺のヤービ」などなど、色々と更新しております。
面白いものも勿論色々有りまして、福音館文庫の「カナリア王子/イタリアのむかしばなし」はイタロ・カルヴィーノが再話をしていて挿絵はなんと安野光雅さん!カルヴィーノ×安野光雅と言うのはすごいですよね。
「クラバート」は言わずと知れたプロイスラー(「大どろぼうホッツェンプロッツ」など)の名作児童文学ですが(とても面白いです!大人の方にもオススメです!)、今回更新したものは1980年刷の旧装丁版です。内容は変わらないのですが、自分はこの昔の装丁のもののほうが好きです…。正直現行版の装丁があまり…。
「月とアザラシ(小川未明名作選集 3)」は挿絵はスズキコージさんですね。表紙などに名前のクレジットがないので、あまり知られていない気がします。スズキコージさんファンは是非。
この小川未明名作選集は全6巻で、それぞれ違う方が挿絵を描いております。
他にも「野ばら 小川未明童話集」茂田井武 挿絵、「きれいな絵なんかなかった こどもの日々、戦争の日々」アニタ・ローベル、「岸辺のヤービ」梨木香歩なども。
「岸辺のヤービ」は昨年、続編の「ヤービの深い秋」が刊行されています。続編の方はまだ未読なのですが、児童文学の王道とも言うべきお話で、とても面白いですよ。何処と無く既視感を感じもするのですが、それよりもただただ面白く読ませてくれる梨木さんの筆力には驚かされました。ナルニアや、トーベ・ヤンソンなどが好きな人には気に入って頂けると思います。
色々と書名を上げましたが、触れていない本も様々更新しておりますので、オンラインストアのほうでも是非ご覧ください。
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