先日入荷したCDT vol.03はTDC(東京タイプディレクターズクラブ)の『紙とインキの同人誌』です。
編集長は毎号変わり、1 冊 1 テーマ、発行は不定期、定められたフォーマットはなし、という不思議な自由冊子です。
3号のテーマは、「料理」。編集長と表紙を仲條正義、編集と本文デザインを立花文穂、造本設計を菊地敦己が担当。
ゲスト寄稿者に歌人・穂村 弘氏と作家/エッセイスト・平松洋子氏とminä perhonen創設者/デザイナー・皆川 明氏とアーティスト・長島有里枝氏とヴィジュアルコミュニケーター・anothermountainman (stanley wong)氏をお迎えし、TDC会員から浅葉克己、有山達也、葛西 薫、菊地敦己、北川一成、栗林和夫、佐藤可士和、立花文穂、長谷川踏太、平林奈緒美、松本弦人の特異な執筆陣。
(以上TDCのHPからの引用です)
執筆陣はデザイン関係の人が大半なのですけれど、皆さん文才があって面白いですね。
短い文章のなかでも、料理や食事というものに対する向き合い方というか、生活の中にどのように位置づけられているのか、と言うのがそれぞれに様々あるのがわかるのも、とても興味深いです。
思えば食事と言うのは、生活の中で毎日しなければいけないものですけれど『普通』というものが実はあまり、なされていないものなのかな、と思いました。
自分も全然『普通』の食生活ではないですし…。
全35ページの薄い冊子ですが、造りはオシャレで面白く、料理の合間にちょっと読めるお手軽さは嬉しいですね。
この冊子は取扱店が非常に限られており、追加の入荷もございませんので、気になった方はぜひお早めに。
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「CDT 03」
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