9/28〜10/4 Recommended Books

今週も沢山の本をオンラインストアに更新させて頂きました。

今は来週水曜日から始まる長野/八ヶ岳小さな絵本美術館でのポップアップショップ(10/8〜11/30)に向けての準備に追われております。

八ヶ岳小さな絵本美術館、錦糸町パルコ/east tokyo book park、そして当店オンラインストア、どの場所でも満足頂けるような、面白い絵本、本を沢山ご用意しておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

それではオンラインストアの新着商品の中から、まだ在庫のあるものをピックアップさせて下さい。

「I Su & i Giu」Bob Gill

日本語にも翻訳されている「ききゅうをろめんでんしゃに」(大好きな絵本です!)の作者ボブ・ジルによる「Ups & Downs」のイタリア語の絵本。

ボブ・ジル(ボブ・ギル?)はアメリカのグラフィックデザインの世界ではかなりの巨匠ですね。この絵本は日本ではなかなか見る事ができない貴重な絵本です。

「FOTOCRONACHE」

皆さんご存知のブルーノ・ムナーリの写真と言葉による作品集。元版は1944年の作品です。こちらは1997年版。

「ひとりでやまへいったケン」

1961年の「こどものとも」で発表された串田孫一さんの絵本作品!その後単行本としては出ていない貴重な本です。ちなみに串田孫一さんの当店の在庫品は「錦糸町パルコ/east tokyo book park」にまとめておいております。幾つかは既に売れてしまっておりましたが、まだあまり見ないものも色々おいておりますので、錦糸町でもどうぞ。

「LACE FROM THE VICTORIA & ALBERT MUSEUM」

ロンドンのV&A博物館所蔵の、16世紀から19世紀の貴重なレース作品をまとめた本です。V&A博物館はヨーロッパの歴史的なデザイン、工芸作品、装飾品など、所謂プロダクトデザインのコレクションで特に有名な(世界でも随一でしょうね)博物館/美術館です。こうした本も面白いですね。

「小さな戀人」

森鴎外の次女、小堀杏奴の随筆集。1955年1刷。可愛らしい装幀、判型も良いです。

「アオさんとリンゴ」

馬場のぼるさんの、あまり見ない珍しい絵本です。このマイペースな馬が主人公のアオさんシリーズは全部で三冊でており、その1がこちら。1979年1刷。シリーズ3冊目の「アオさんとリンゴ」も一緒に入荷しております。

(その2の「ぶどう畑のアオさん」はすべて描き直しがされ2001年に馬場のぼるさんの最後の絵本として刊行されています)

「Mool」

Klaus WinterとHelmut Bischoffによる絵本。この二人組、すごい好きです。以前にも別の絵本紹介したことがあった気がします。木版の素朴な質感を感じさせながら非常に高いデザイン性も持っている、美しい絵本をいつも描いています。

「FELICE」

マーシャ・ブラウンの「こねこのフェリーチェ」(絶版)の原書版。ヴェネチアのこねこ、フェリーチェのお話。ヴェネチアは夜が良いですよね〜、美しい絵本。今回入荷した版は1960年以前の初期の刷で(初版は1958年)、印刷も美しいです。画面上でもわかるほどに発色が良いので、ぜひオンラインストアの方でもご覧ください。

「ART NOUVEAUTILES」

タイトルそのまま、アールヌーボー期のタイルの本です。当店の視点で見ると、ウィリアム・モリスやウォルター・クレインのタイル作品が載っているのがとても興味深いですね。

「スペインのむかしばなし」

以前にも紹介したことのある、国際アンデルセン賞の審査委員なども務めていた、アメリカの児童文学作家そして司書でもある、バージニア・ハビランドが編集をした子どものための本のシリーズ「Favorite Fairy Tales」の日本語版の一冊。このクーニーが挿絵を描いた巻の日本語版ははじめての入荷だったと思います。クーニーの日本語に翻訳されている絵本の中ではなかなか珍しい一冊かと思いますので、クーニーファンの方はぜひ御覧ください。

この他にもまだまだ良い本、絵本を多く更新しております。ぜひオンラインストアの方でも御覧ください。

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