「愛蔵版 日本のむかし話」松谷みよ子 瀬川康男

本日は瀬川康男さんの絵本を幾つか更新しております。

なかでも松谷みよ子さんとの「愛蔵版 日本むかし話」は存在感のある本ですね。

函入り/8冊セットのものです。

この8冊はそれぞれ、1冊ごとでも発売されているものですが、この愛蔵版では装丁は大きく異なり、中に使用されている紙も違うので、印刷の感触も違いますね。

愛蔵版の名に恥じないような、素晴らしい造本です。

布装、天は金、背表紙は箔押し、表紙には美しく印刷された中の作品を象徴するような場面の絵が貼られています。

それぞれの布装は色が異なるのですが、この色の選択も瀬川康男さんの作品世界を彷彿とさせるような渋い色がそれぞれに選ばれていて、ほんとうに行き届いた愛蔵版だな、と感心していまいます。

この8冊というのは「さるかに」「ぼうさまのき」「ももたろう」「こぶとり」「したきりすずめ」「はなさかじい」「たべられたやまんば」「かちかちやま」の8作品ですね。

美しい本で、松谷さん、瀬川さんの素晴らしい仕事を堪能することが出来ます。

この愛蔵版は、日本のむかし話絵本の最高峰の作品なのではないでしょうか?

どうぞオンラインストアの方でもご覧ください。


当店の瀬川康男さんの絵本はこちらです。

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